僕にはつまらない夢があって

ブログを書こうとすると妙にセンチメンタルになってしまって文才のあるフリをしてしまうのが悪いクセ、なのでいつも通りの言葉使いで文字を書くことを心がけたい所存

今週は年に2回あるとんでもなく忙しい時期いわゆる過渡期というやつで、特に今週は過渡期中の過渡期いわゆるザ・過渡期というやつなんだけどわたしと仕事を分担してる主婦の人が子供がインフルエンザにかかったから今週は会社に行けないということになって過渡期×2をひとりでこなしてるわけで必然的に残業ばかりしていて目が回りそう。そもそもインフルエンザの予防接種してなかったとかで、わたしは冷たい人間だから正直自業自得ではと思ってしまった。結婚も出産もしていないからわたしに言われたくはないかもしれないけど、働く親として予防接種くらいしておくのが普通だと思った。悔しいので、こうなったら絶対にひとりで全部こなしてやろうと決めた。
そんな中昨日は仕事終わりお気に入りの漫画が買えたし好きな女の子から嬉しい言葉もらえたし、今日なんて仕事終わって20分後には映画館にいた。まだ2日だけど、その日の嫌な気持ちをクリアに出来てる自分に花まるあげたい気分。それに、こういう時東京という街に感謝したくなる。

今日は1年前に初めて見た映画「おとぎ話みたい」を見に行った。初めて見たときからいつかまた絶対見に行くと決めていた。田舎から出てきたわたしはどうしたって高崎さんに感情移入してしまった。映画を見てるときから体がウズウズして、駅につくまでも映画の続きみたいで人混みとか雑音とかそういうものですら心地よかった。わたしにも、”私の田舎でした”なんて言える人がいたなぁ、なんてぼんやり思いながら帰った。
19日までレイトショーやってるけど、今週また見に行ってしまいそう。

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山戸監督が、趣里さんが、高崎さんが発する言葉ひとつひとつがわたしの脳みそを刺激して一字一句忘れたくない!と思うんだけどどうしても正確には覚えてられないのが悔しい。冒頭と卒業式のシーンで語られるセリフ?朗読?部分は特に忘れたくなかったのに雰囲気でしか覚えられてない…
でもわたしの中にちゃんと残ってるから大丈夫、なはず。ドロドロしててキラキラしててとにかく瑞々しい映画だった。

やっぱりわたしは”言葉”をうまく操れる人が好きだなぁ