結局こうやって何か待ってる

「ずっと会話になんてなってなかったのかもね」

 

タイミング、そんな言葉で片付けるには長い年月過ぎたし原因は自分にあったから悔やんでも悔やみきれないのが本音。でもずっと終わりはすぐそこにあったようにも思う。

2回目の「ちょっと思い出しただけ」は初めて観た時より落ち着いて見られた。初めて観た時は溢れる感情が止まらなくて呼吸困難になるくらい泣いてしまった。ありがとう、ごめんね、とても大切だったよ。そんなありきたりな言葉たちと一緒に、ちょっと思い出しただけ。

 

……でも正直まだ〝ちょっと思い出しただけ〟って言える程、消化出来ていないのも事実で。だから何度観てもあの葉ちゃんの横顔に背中を押されるのかもしれない。もう戻れないあの時間は確かにそこにあった。自分で手放してしまったのに本当にバカみたい。それでも心の奥を暖めてくれる思い出として、大事に大事に抱き締めていようと思った。

 

また何年後かに思い出すことがあったらどんな気持ちになるかな。今はどこもかしこも思い出だらけで苦しいけど一生懸命生きようね。

 

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