取り戻したところで

優しいねって1日に2人から言われて優しさについて考えた。私は全然優しくない。私のお父さんは本当に優しい人だったようで、お父さんを悪く言ってる人は見たことがないと聞いた。優しすぎて、人にお金を貸したり保証人になったりした結果、借金が膨らみ私と母を置いて出て行った。(らしい)(後から母に聞いたのでどこまで本当かわからない)そんなの優しさじゃなくない?と私は思った。弱い人だな、とも思った。でも、私の持ってる優しさはお父さんのそれときっと種類は同じで私もまた優しさなのかわからない優しさを人様に振り撒いている。本当は全然優しくなんてない。

本当のことを言うことだけが正しいのかな、弱さゆえの優しさだとしても、ただの嫌われたくないがための優しさだとしても、何にも言わずただ抱きしめてくれる、それが優しさな時だってわたしにはあるな。

大事なものの順番なんて、思ったより簡単に変わるから、ましてや人と同じものを同じだけ大事に出来るなんて奇跡でしかないんだなって、わかってたけど改めて痛感した。自分の大切は自分しか守れないな。周りは大切なものがどんどん増えていって私が大切にしているものなんてきっとガラクタなんだろうなと思うよ。結局人は人で、一緒に生きてくれる人なんていなくて、黙って離れて行ったってバカなふりして気付かないでいるよ。あゆのTO BEの歌詞が沁みるな。(あゆはTO BEが一番と言ってもいいくらい好き。)

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期待しては落胆し、心を通わせ合っては突き放され、一生一人でいる覚悟をする方がよっぽど楽なのではと思ってしまうね。男の子とは魂の会話なんて出来ないし、女の子は男の子が連れ去ってしまうし、きっとずっと誰かの大切にはなれない。一生「家族」に勝てない人生だね。