8月16日

帰省一日目だけ書いてほったらかしにしてた。帰省二日目。ホテルの朝は気持ちがいいと思った。一番ゆっくり眠れた気がする。チェックアウトした後はふみこさんと合流してゴマシオキッチンへ〜！

ゴマシオキッチンはハイコーフェスを企画してる代表のご夫婦が営んでる喫茶店なんだけどわたしが地元を離れてから出来たみたいで、わたしが向こうにいた頃からこの喫茶店があったらもう少し地元を好きになれたかなと思ったりする。数回しか行ったことはないのだけど、今は帰る理由のひとつになってるほど大好きな場所。一度しかちゃんと話したことないのにわたしの姿を見て名前を呼んでくれてとても嬉しかった。ご夫婦とそのお子さんのさんたくんにお土産を渡して、とりあえずロイヤルミルクティーを頼んだ。ふみこさんとも会うのは2回目だけどそんな感じ全くしなかったしふみこさんに流れてる時間がとても心地よかった。あとあの声。あんな声がわたしも欲しかった。その後もたくさんお話して、駅までまた送っていただいてチェキを撮ってお別れした。結婚していてもしていなくて子どもがいてもいなくても、幸せなんて人それぞれ違う。そう思った。

そのあとはまた静香に迎えに来てもらってお父さんのお墓参りに付き合ってもらった。あんな辺鄙なところにあるしいつも申し訳ないなぁと思う、ありがとう。毎年こうやって手を合わせに帰るっていうのはとても大事なことで、わたしの心もシャキッとする。いつか、お母さんと来れたらいいなぁ。

唐突に学校に行きたい！と思い立って高校に遊びに行った。三年生の時の担任が野球部の顧問だったので、野球部にアイスの差し入れを買って挨拶に行った。そのおかげか（？）部室で甲子園を見せてもらえたので嬉しかった！

うちの学校も甲子園に出たことがあるらしい。

アイスを差し入れたのに、違うアイスをご馳走になってしまってなんだか申し訳ないなぁと思いつつも美味しく頂いた。

ノックが始まってしまっていたので先生に手紙を残して、静香の家に戻った。

夜は地元の有名なお祭送り盆に何年ぶりかに行ってきた。ここらへんでは有名な大きい橋があって、その上で藁で作った舟をぶつけあって先に倒れた方が負けっていうなんとも言葉にしにくいお祭なんだけど、小さい頃から毎年これを楽しみにしていた。花火も上がるんだけど、その橋が家からすぐのところにあったから河原まで歩いて花火も舟もいい場所で見れて嬉しかった記憶がある。浴衣をおばあちゃんに着付けてもらって、みんなで手をつないで河原まで歩いた。もう少し大きくなると町内ごとの太鼓の練習に参加して、上級生に混じって太鼓を叩いていた。

花火や舟を見ていると、小さい頃のわたしがそこにはたくさんいた。

家を出てから初めてこのタイミングで帰省したけどやっぱりこの時期はピンポイントで特別だ。わたしのここでの暮らしがギュギュッてつまってる。毎年帰るたび少しずつだけど色々許せるようになってきた。ここには何にもないと思っていたけど違った。これからも一年に一回は帰ろう。いつか全部許せるようになりたいな。諦めとは違う、ちゃんと大人になれるように。

なんだかんだ楽しい帰省になったなぁ〜と思います。

まだまだ”夏”するぞ〜